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この和語を漢字熟語で言い換えたい!

日本語のことばを大きく分けると、
日本で生まれた和語、中国語から来た漢語(漢字熟語)、
それ以外の外国語から来た外来語の3つがあります。
「危ない」と「危険」のように、同じ意味を表す和語と漢字熟語もたくさんあります。
その場合、和語をたくさん使うと、やわらかい感じの文章になります。
漢語を多く使用すると、少々かたい、しかし、引き締まった印象になります。
そして、研究論文や仕事で使う文書などでは、漢字熟語を多く使う傾向があります。

三省堂Web Dictionary 紹介記事)の「ことば百科」には、
和語と同じ意味の漢字熟語を紹介してくれる
和語を漢字熟語で表現する」があります。
「漢語をたくさん使いたい」と思ったとき、研究論文を書くときなど参考になります。


「さがる(下がる)」の漢字熟語を調べてみましょう。
画面右にあるひらがなのリストから、さ行の「さーそ」をクリックします。


「見出し語」の3番目に「さがる」がありました。
「和語」の欄には、意味・用法が書いてあります。
「さがる」には4つの使い方があることがわかります。
そして、それぞれの使い方に合った漢字熟語が紹介されています。


「血圧を下げる薬」は「血圧の降下剤」、
「技術のレベルが下がる」は「技術のレベルが低下する」、
「先頭を走っていた選手が3番目に下がった」は
「先頭を走っていた選手が3番目に後退した」のように、
言い換えることができます。

でも、「たれさがる」の意味の「垂下」や「下垂」のような語彙は、
日常生活ではあまり使いません。
また、漢語を使う場合は、
漢語と和語との文章全体のバランスや組み合わせを考える必要もあります。
例えば、「下げる薬」と「降下剤」のように、いっしょに使う語彙も変わります。
そんなことに気をつけながら、使ってみてください。
あなたの日本語の表現が、もっと豊かになりますよ。

この記事の最終更新日:2010.04.27

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