eな!

Google レンズで日本語を調べよう

日本で生活しているみなさん、日本を旅行中のみなさん

日本語の看板やお店のメニュー、お知らせ、手書きのメモ、webサイトなどを目にして、
知らないことばや、読めない漢字があったとき、どうやって乗り越えていますか。

この記事では、そんなときに役立つツール、Google レンズの使い方をご紹介します。

Google レンズは、Googleが開発した画像認証技術です。
対象物にカメラを向けると、テキストを読み取り、翻訳してくれたり、関連する情報を表示してくれたりします。

Google レンズは、スマホのアプリでも、パソコンのブラウザでも、使うことができます。
対応しているものは次のとおりです。まず、自分の環境に合ったものをダウンロードしましょう。

iphone(iOS 12.0以降)のアプリ:
-Googleアプリ
-Google Chrome
-Googleフォト

Android(6.0以降)のアプリ:
-Googleレンズ
-Google
-Google Chrome
-Googleフォト
-Pixelカメラ

パソコンのブラウザ:
-デスクトップ版Google Chrome(バージョン128.0.6613.114以降)

使い方の一例として、iphoneのGoogle Chromeアプリでお知らせなどを読む方法を2つご紹介します。

1. 日本語から別の言語に翻訳する
2. 読み方や意味を調べる

Androidのアプリでも、基本的な使い方は同じだよ。

1. 日本語から別の言語に翻訳する

まず、Google Chromeアプリを起動して、検索バーの右端にあるカメラのアイコンをタップします。

読みたいお知らせなどをカメラにかざして、画面下にある「翻訳」をタップすると、自動で翻訳されます。
ここでは、英語に翻訳しています。

言語は自動で検出されるけど、手動で変更することもできるよ。

Androidのアプリでは、「翻訳」「検索」に加えて「宿題」というボタンがあるよ。これは、カメラで撮影した問題の解き方や解説サイトを表示する機能だよ。

2. 読み方や意味を調べる

読み方や意味を知りたい言葉があるときは、「検索」をタップします。

シャッターボタン(虫めがねのアイコン)をタップすると文字が認識され、検索が始まります。

さらに、画像を拡大(ピンチアウト)し、読み方が知りたい言葉を選択します。
今回は「近隣」を選択してみました。

上部に現れるメニューから、「音声を聞く」をタップすると、選択した「近隣」という文字が音声で読み上げられます。

検索結果からも、「近隣」の読み方がわかるね。

次に、下の画像の「限定」という言葉について調べてみましょう。
文字を選択して「検索」をタップすると、画面の下に「限定」の検索結果が表示されます。

検索しても、読み方や意味がなかなか出てこないときは、「限定 読み方」のように、検索バーに入力してみてね。意味が知りたいときは「限定 意味」などと入力して、検索するといいかも。

Google レンズは、直接、物にカメラをかざさなくても、静止画を読み込ませて使うことができます。
なるべく明るく、くっきりと写っている画像を使うと、文字認識の精度がより高まります。

また、Googleの検索結果や文字認識による自動翻訳は必ずしも正確とは限りません。

正しい情報か確かめながら、使うことが大切!

縦書きや個性的なフォント、手書きの文字も認識してくれるようです。
いろいろな場面で目にする日本語に、ちょっとGoogle レンズをかざしてみませんか。

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