「にほんごオーバーラッピング」はオーバーラッピングという方法で話す練習を支援するコンテンツです。
- オーバーラッピングは発音の練習方法です。スクリプトを見ながらモデル音声と同時に話して練習します。
- このサイトでは、モデル音声の韻律(強弱と抑揚)が画面に表示されます。それを見ながら、カラオケのようにモデル音声と同時に話す練習をします。
- 自分の練習したい音声ファイルをアップロードして、自分のためのオーバーラッピング・タスクを作ることができます。
- 練習の後には、自分の声を聞いたり、自分の声の波形を見たりして結果を確認することができます。
- 日本語と英語に対応しています。
How to...
これは筑波大学日本語・日本事情遠隔教育拠点のコンテンツです。
このサイトでは、モデル音声を聞いて、見て、まねすることで自然な日本語の強弱(きょうじゃく)や抑揚(よくよう)を身につける練習ができます。
練習したいモデル音声をセットして、自分に合ったタスクを作ることができますよ。
次のような人におすすめです。
・発音のフィードバックがほしいけど、先生や友だちがいない/いっしょに練習するのがはずかしい。
・自分の発音をふりかえって確認するときに、録音を聞くだけではなくて、目で見て確認したい。
トップページで「続ける」をクリックしてください。タスクを作りましょう。
日本語でコンテンツを使うか英語で使うかを選ぶこともできます。
オーバーラッピング・タスクの作り方
1.「タスクタイトル」を書きます。
2.「素材の種類を選択」をクリックして、アップロードする音声ファイルが「オーディオ」か「ビデオ」か選びます。
音声ファイルがなくても大丈夫です。この記事の最後に、音声ファイルが作れるサイトを紹介します。
3.「クリックしてアップロード」で音声ファイルをアップロードします。
4.「テキスト」に練習するスクリプトを書きます。
5.「素材を追加」をクリックすると、タスクを作ることができます。
※ 他のタスクを追加したいときは「練習を追加」をクリックして、また1~5を行ってください。
6.「タスクをプレビュー」をクリックすると、オーバーラッピングの練習がはじまります。
【タスク作りのコツ】
スピーチのように長い話を練習するときは、音声ファイルを短く切って、少しずつ練習するといいですよ。
短いほうが集中しやすくて、練習した後の結果も見やすいです。
オーバーラッピングでの練習
では、オーバーラッピングの方法で練習してみましょう。
「モデルを再生する」をクリックしてモデル音声を聞いたり、オーバーラッピングの方法で練習したりしましょう。
この時、声の強弱(きょうじゃく)や抑揚(よくよう)に注意してみてくださいね。
「録音を開始する」をクリックすると、自分の声を録音できます。
録音した後には、このような画面でモデル音声と自分の声を比べながら、自分の発音を確認することができます。
①緑の波形が自分の声です。自分の発音のSonority(高さや強弱)やF0(抑揚)がモデル音声とどのぐらい同じだったか、目で見て確認することができますね。
②自分の声やモデル音声を聞いて、確認することができますよ。
画面左上には「タスクスコア」も表示されます。
自分の発音がモデル音声とどのぐらい同じだったか、数字で確認することができます。
まずは80をめざして、練習してみましょう!
音声ファイルが作れるサイト
次のようなサイトを使うと、モデル音声のファイルを作ることができます。
・「TTSMP3」(紹介記事)
・「韻律読み上げチュータスズキクン」(「OJAD-オンライン日本語アクセント辞書」(紹介記事)のコンテンツの一部です。)