eな!

漢字の探し方

次の漢字を見たことがありますか。

「蓼」「颯」

初めて見る人は、もちろん読み方もわかりませんよね。
辞書を調べると思いますが、どうやって調べますか?


画数をかぞえてみる?  部首でしらべてみる?


もちろん画数を数えて調べたり、知っている部首があれば、辞書の部首一覧から調べることはできます。
今回は、画数や部首から漢字が調べられる上級向けの辞書サイトと、
ちょっと変わったユニークな調べ方ができる辞書サイトを紹介します。
難読漢字を調べるのに、とても便利な調べ方ですよ。

漢ぺき君

「超早引き漢字検索サイト」と書いているように、特に「読み方がわからない」「手がかりがない難読漢字を読みたい」「画数が多くてめんどうに感じる漢字」、または、「ひとつひとつのパーツ(部首)は見たことがあるものの、たくさんある部首一覧から探すのではなく、早く探したい」という人にはぴったりの検索システムで、とてもユニークです。

字に「見出し」をつけて、その見出しで目的の漢字を引く検索方法です。

具体的にどういうことなのか、サイトの説明を見てみましょう。

「煌」という漢字。
「火」「白」「王」の3つからできているのがわかります。
それぞれの漢字の読み方の頭文字を探します。
「火=ひ」「白=し」「王=お」→「ひしお」

「ひしお」を検索ボックスに入れて「ペきる」ボタンを押して
検索すると探せるようになっています。

見出しのルール

見出しのルール

見出し「ひしお」の検索結果

この検索方法にはルールが3つあります。
先の画像にも書いてあるように、
・頭文字は3つまで
・読み方がわからない場合は「ん」を使う。
です。

そして・・・

まったく手がかりがない場合は総画数からも調べられます。

総画数から引く

画数検索もできるので、見出しが作れなくても、わざわざ別の辞書サイトを開いて調べる手間がはぶけますね。

見出しのつけ方の詳しい説明は、トップページにあります(「漢ペき君の見出しのつけ方」)。
ピンクの文字の「漢ぺき君」をクリックすると、すぐに検索の画面を開くことができます。

一度見出しのつけ方がわかると、非常に早く簡単に調べられるので、
上級の学習者の方や漢字に詳しい方にとっては、便利な機能ではないでしょうか。
難読漢字が好きな方も、この見出しシステムでいろいろ調べて楽しんでください。
そのほかの上級向け漢字辞書サイトを紹介しましょう。

漢字辞典ネット紹介記事

母語話者向けのサイトです。
6355字の漢字の読み方・部首・画数・熟語などを網羅した漢字辞典サイトで探し方が色々あります。
いわゆる漢字辞書の調べ方と同じ「漢字の読み方から探す」、「部首の読み方から探す」、「部首の画数から探す」があります。
探した漢字には読み方以外に、その漢字を使った語彙も紹介されています。
難読漢字や人名漢字なども調べることができる便利なサイトです。


早速はじめの漢字、調べてみようっと!


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